誰も教えてくれない。住宅ローンをお得にする方法!

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今、日本は過去にみない低金利時代に突入しています。
マイナス金利政策の導入で、住宅ローンの借り換えがお得になる場合があります。


ただ、めんどくさい審査や担保設定などでやっと決まった金利、これから借り換えなどで手間などもかかるし、知識不足でよくわからないのでそのままでといった方も多いのではないでしょうか。でも、住宅ローンの借り換えの手間を惜しんではいけません!費用も数千円程度で今よりも数十万も安くする方法があるのをご存知でしょうか!!

ただ、銀行・金融機関も住宅ローン金利を引き下げてきている中、テレビなどで報道も過熱したことで今あまり住宅ローンの借り換えに積極的でなかった人も借り換えを検討しはじめてきているといわれています。

現在、住宅ローンの申し込みには、変動金利と固定金利があります。

変動金利とは、その名の通り、世の中の景気により、金利が変動するというもの。固定金利に比べかなり利率が低いのが特徴ですが、不安定なのでその時の情勢が悪ければもろに景気の影響を受けることになります。過去に、変動金利にしていた方が金利が高騰し、住宅ローンが払えなくなって家を手放すといった話も現実にありました。そういったことから金利は、固定金利を選ぶ人が多くなっているようです。

銀行の窓口で聞いてみても変動より固定金利を選ばれる人が多いようです。やはり、保険と同様安心は大切です。
「低金利でバランスの良い住宅ローン」という定義の中で、10年固定金利が人気があるようです。。各金融機関で金利引き下げ競争
が続いた末、現在(H28.3月時点)では、最低基準の金利まで低下してきています。
又、住宅を購入した際の住宅ローン控除が10年なので減税処置が受けれるということでも10年固定金利が人気がある原因ともいえるでしょう。

10年後、固定金利期間終了時に金利が上昇するリスクはあるものの10年後は、返済額も減っているはずですので十分対応が可能です。
又、金利を10年固定にしている間に、返済計画や繰越返済などの長期スパンを見据えた計画も非常に重要になってきます。

10年を見据えた中で繰越返済も積極的に検討し、低金利を実現することを心がけましょう。

では、住宅ローンの借り換えの際は、どういう指標で選べばよいのでしょうか?

まずは、金利で選ぶ
なんといっても金利が高ければもともこもありません。低金利の銀行を選ぶのが重要になってきます。ただ、ここで注意してほしいのが、金利以外の借り換え費用です。
契約時の手数料や生命保険料など手数料を加味して今よりも安くなるかを検討しなければ、金利は安かったが結局いまより支払総額は多くなったということもあるので十分検討し、借り換えをする場合は、各銀行に見積りプランをだしてもらい、今よりいくら安くなるのか具体的な数字をだしてもらうようにしましょう。

金利以外にかかる費用は、事務手数料や保証料が中心になってきます。この費用を考慮すると、実際の所、金利がさがったとはいえ金融機関によって数万円~数十万円となるところがほとんどで実質トータルコスト的にはあまり変わらないといったところが現状です。

ここまでこの記事を読んでいただいた方、テレビや報道でされている受託ローン借り換えがお得になるといったお話で、な~んだ同じことをいってるのかとお思いの方もおられると思いますが、実は、もっと簡単に数十万円もお得にする方法があります。

では本題にはいります。

それは、現在、住宅ローンを組んでいる銀行で住宅ローンの借り換えを検討する。ということです。


今のご時世、なかなか得になる話は、向こうからはしてきてくれません。請求書は、積極的におくってきますが、今より安くなる、給付金がもらえるといったことは、自分からアクションを起こさなければいけません。

確定申告で住宅ローン控除の申請は自分でしなければ減税処置はうけれないのと同様ですね。

今の銀行も今より安くなることは向こうから教えてくれません、自分で足を運んで窓口にいきましょう。住宅ローンを組んでいる銀行で住宅ローンの借り換えを行う場合は、事務手数料や保証料、担保設定などは、すでに設定済ですので事務手数料5千円程度で借り換えが完了してしまいます。これを知った時は、ほんとに目から鱗状態でした。

テレビや報道でも借り換えの際は新規になるので、事務手数料や保証料担保設定にかかる費用が数十万になるので考慮に入れてよく検討してくださいといわれていましたが、これらが0円になる方法は知りませんでした。

ただ、注意したい点は、今の状態のまま借り換えということです。
例としては、10年固定で住宅ローンを設定している場合は、同じ10年固定で借り換えを行うということです。こうすることにより、コースはそのまま変更なしということで、新規ということではなく、ただ、銀行側が今の金利が安くなったのでその切り替え費用だけということで5千円程度の手数料で変更できるという仕組みなのです。

今の現状では、金利がどんどん下がっているのが現状です。毎月、自分が住宅ローンを組んでいる銀行の金利を窓口に聞きに行き、今より下がっているのであれば例えば10年固定を組んでいるのであれば返済額やコースはそのままで金利変更だけしてもらう手続きをしてもらいましょう。下がるたび、数千円の手数料のみでお得になります。
変更の際は、今の現状より10年後はいくら得をするのかきちんと金額は出してもらいましょう。

もう一つお得なのは、
20年の返済で検討していた場合も10年固定しか銀行にはない場合、この借り換えを適用することで例えば今現在2年返済を終えている場合は、この変更手続きをした時からさらに10年間の固定金利になるので実質、これまで払った2年間+これからの新規金利固定10年となり20年ローンを検討していた場合、12年は固定金利となり残り8年分の返済額を考えればよいということになり、実質12年後の繰り越し返済にも対応がしやすくなってくるということです。

以上が、住宅ローンの借り換えで数十万得する方法です。

住宅は、人生の中でも安い買い物ではありません。だからこそないがしろにはせず、この機会に住宅ローンを今一度見直し見つめなおしこの現状を好機とみて、賢く住宅ローンの支払いを行っていきましょう。

あくまでも個人的見解ですので、実際の所は、ご自分で住宅ローンを組んでいる銀行へ行って聞いてみてくださいね。
この記事をみて数十万減税できた!という方が増えますように♪