ワイモバイルiphone特有のnono sim n141は機種変更の際は要注意

この記事を読むのに必要な時間は約 4 分です。

ワイモバイルのiphoneを機種変更したいと思っている方は要注意です。

ワイモバイルのnanosim n141

通常iphoneはnano simという種類のシムが使われています。

ワイモバイルのiphoneに関しても同じなのですが、注意したいことがあって、nano simの種類には3種類あるということです。nano simには、n101,n111,n141というシムがあり、この中でもn141というnano simは、ワイモバイルのiphoneでしか利用できない専用のシムなんです。このsimは、ワイモバイルでiphoneとsimセットで契約した人に使用されているもので、sim単独で契約した人はn141ではありません。あくまでもワイモバイルでiphone端末とsimセットで契約した人に与えられるsimのようです。なのでシムロック解除されたiphoneやフリーsimのiphoneを購入してきてもそのままでは、利用できないんです。

でも心配はいりません以下の方法でワイモバイルでもシムロック解除されたスマホやsimフリーのiphoneXRなどでも利用できます。では、どうしたらいいか書いていきますね。

令和元年5月の時点でワイモバイルで機種変更できるiphoneシリーズはiphone7までです。iphone8やXR、XSなどといったiphoneをワイモバイルで利用したい場合は、他でシムロック解除、もしくはsimフリーの端末を用意してくる必要があります。

iphoneXRどこで買うのが一番お得?

1.現在のn141をn101のシムに店舗で変更してもらう。

ワイモバイルの店舗にてシムの交換手続きをします。シム交換手数料として3,000円(税抜き)がかかります。注意する点は、n141からn101へ切り替えた時点で今使用しているスマホは利用できなくなります。n101はワイモバイルのiphone用のシムではないため、n101に切り替えた時点で差しなおしても利用できないんですね。新しい端末が用意できてから切り替えるようにしましょう。

ワイモバイルでiphoneとsimセットで契約される人はすべてこのn141のシムがささっているようですので自分で機種交換する際は、注意が必要です。

※iphone5sをn101へ切り替えた際にsimロック解除すればn101を認識するようになるかなと思ったんですが、どうやらiphone5sはシムロック解除申請しても解除できないようです。シムロック解除できる端末はSE以降の端末からというワイモバイルの回答でしたので筆者が使用していたこのiphone5sはワイモバイル専用の端末でしか利用できないようです。

2.APN設定を公式サイト以外で入手してくる。

なぜn141のシムがシムロック解除のiphoneやシムフリーのワイモバイルのiphoneで利用できないかそれは、端末設定後の通信設定APN設定(プロファイル)がワイモバイルで公式に公開されていないという理由があります。通常、スマホで通信するには通信業者が公開しているAPN(プロファイル)設定をインストールする必要があります。なのでスマホをセットアップしたのち、このAPN設定のインストールという作業が必須なのですが、公開されていないため、インストールのしようがありません。n101はワイモバイルで公式に公開されているので通常のAPN設定のインストールを行うことで利用できるようになります。

なので、ワイモバイルで購入したiphoneにはあらかじめn141のAPNが組み込まれているので問題ないのですが、n141のシムのまま新しく入手してきたシムロック解除されたiphoneで利用するためには、非公開のn141用のAPNを入れてやる必要があります。そして、そのAPNは推奨はしていませんが、公開しているサイトもあります。しかしながら個人的な意見としては、3000円を惜しんでリスクを冒すよりもきちんと店舗で利用できるn101のシムへの交換手続きをしたほうがいいのではというのが筆者の見解ですが、あくまでも自己責任でとしかいいようがありません。

結論

最近はスマホでキャッシュレス決済のpaypayやLinePay、他にもApplePayや楽天Payなどクレジットカード情報の取り扱いも増えてきました。APNプロファイルから情報が漏れたりしたらもともこもありません。安全に利用していくためにもきちんと店舗でn141からn101へのシム交換を強くお勧めします。

iphone5sからiphoneXRへ機種変更。移行方法とポイント